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BOSEについての考察③BOSE 121について
2015.03.29
BOSE 121について
BOSE 121 WestBoroughは121と121vがあります。121は1992年に発売され1995年には121Vが発売されましたが、両者とも既に販売を終了しています。BOSE 121 WestBoroughは、11.5cmレンジユニット技術の集大成として製造された小型のスピーカーシステムです。BOSE 121は横型で121Vは縦型となっており、好みに合わせて選択可能でした。
BOSE 121 WestBoroughは、BOSE特許アルミリボンワイヤーのエッジ巻ボイスコイルを取り入れ、再生による高域幅を伸ばすことを可能にしました。バスケットに特殊高分子材を使用しフレームへのマグネット磁気の帯磁を防ぎ、磁気の乱れを防止しています。
キャビネットには高い硬度のMDF (Medium Density Fiber-Board:中密度繊維板) を採用し無駄な「鳴き」を防止しています。サイドパネルにはバーツアイメイプル(楽器等に用いられる木材)にUV塗装を施してあります。
スリット状にバスレフ・ポートを設計し共振によって引き起こる再生音のピークを抑えています。このことによりユニット背面のエネルギーが効果的に利用できる設計となっています。新設計であるエアロフレアポートにより低温がクリアになりました。
効率よく伝送するために金メッキ塗装のターミナルを装備しています。低磁束漏洩タイプでTVに接近しても色むらが起きにくい設計です。