
スピーカーやヘッドホンと並んで、イヤホンもBOSEの主力商品の一つです。 イヤホンにもBOSEが確立した様々な技術が用いられており、その品質は高く、多くのユーザーに愛用される人気商品になっています。 音質が高いのは勿論のこと、他にも様々な機能がついた商品がラインナップされています。ノイズキャンセリングイヤホンはその一つ。 元は航空用の技術として開発された独自のノイズキャンセリング技術を応用し、周囲の雑談に邪魔されることなく音楽を楽しめる消音性能付きの イヤホンを実現しました。騒音を消しつつ電車や車のクラクションや駅のアナウンスなどを聞き取りやすい状態にするモードも搭載しており、 安全性にも配慮したイヤホンになっています。スポーツ用の防滴機能を備えた商品も開発しています。 ジョギングなどの最中に装着して使用することを想定した商品で、汗や水しぶきが入り込まないように設計されています。また、激しい運動中でも イヤホンがずれて外れないように独自の形状のチップを採用しています。イヤホン本体に高い負荷がかかることも想定して作られており、高い耐久性 を実現するためにコネクタ部分が一般的なイヤホンよりも頑丈に作られているのも特徴的です。

m3ことMicro MusicMonitorは2006年にBOSEが発売したPC用のスピーカーです。 販売は既に終了していますがその人気は高く、過去にユーザーからの要望に応えて再発売されたこともある人気商品です。 Micro MusicMonitorはそのコンパクトなサイズと、その小ささからは想像できない迫力のあるサウンドで絶賛されました。 販売が終了した今でもユーザーの支持は根強く、大手の量販店やBOSEのオンラインストアなどで数量限定で発売されたこともありますが、 どれもすぐに完売しています。 ユーザーを驚かせたのは、何と言ってもその手のひらに収まるほどの小ささでしょう。外見は小型ですが手に持ってみると意外に重く、 ずっしりと来る質感を持っています。再生機能に関しては音質に定評のあるBOSEだけに、その技術がふんだんに注ぎ込まれており、 見た目に反して迫力のあるサウンドが特徴的です。 販売が終了した後は後継機とも言える「Computer MusicMonitor」というモデルが販売され、こちらはm2の愛称で親しまれました。m2は大きさはほぼ同じですが m3に比べ価格が安いのが特徴と言えるでしょう。また、m3は単三乾電池での駆動が可能でしたが、m2にはバッテリー駆動が無く、PC用としての性格が強まったことも それぞれの違いとして挙げられます。

BOSEの101は1982年に発売されたスピーカーです。このBOSEの101は世界中で200万台も販売されたという記録を持っているロングセラー商品。 複数の種類のラインナップがあるこのスピーカーは現在でも世界中で売れ続けており、家庭用の他にも商業施設でも多く使われているのを 目にすることができます。発売が1982年と、歴史はかなり古いスピーカーと言えますが、101は登場以来BOSEの看板スピーカーとして現在も 親しまれており、磁気漏れによる他の機器への悪影響を防ぐ防磁モデルである「101VM」や、2.0チャンネルのステレオ音声よりも多くの チャンネルを有して映画館のような臨場感のある音源再生を実現するたサラウンド専用モデル「101SD」などの派生モデルを生み出した、スタンダードモデルです。 他のスピーカーシリーズと並んでオーディオマニアからは高評価を受けているスピーカーで、それぞれに音質の特徴があり、雑誌やオーディオ情報サイトではそれぞれの 音質を聴き比べる企画なども実施されています。 現在も数多くの製品を生み出し続けているBOSEですが、スピーカーに関してはこの101が多くのシリーズの礎となっていると言えるでしょう。
