HOME > コラム一覧 > 51. BOSE AWMSⅡについて
BOSEの「Acoustic Wave Music System II」(通称AWMS II)は、2006年に発売されたオールインワン型の
音楽システムで、その革新的なデザインと音質により、多くのオーディオファンに愛されてきました。
この製品は、スピーカー、CDプレーヤー、AM/FMラジオチューナー、アンプを一つにまとめたコンパクトな
オーディオシステムでありながら、広がりのある迫力あるサウンドを提供することで、
他の多くのオーディオ機器とは一線を画しています。
AWMS IIの最大の特徴は、BOSEの独自技術である「ウェーブガイドスピーカーテクノロジー」にあります。
これは、音波を長い管のようなウェーブガイドを通して拡散させる技術で、
コンパクトなスピーカーからでも、深みのある低音と広がりのある音を再生することが可能です。
特に低音域では、これまでの小型スピーカーでは実現が難しかった迫力を実感することができます。
このウェーブガイド技術は、BOSEの象徴的な技術であり、AWMS IIを特徴づける重要な要素です。
次に、AWMS IIは「マルチアンプ方式」を採用している点でも優れています。
このシステムでは、低音用のウーファーと中高域用のスピーカーを独立して駆動することで、
音の歪みを最小限に抑え、よりクリアで精細な音質を実現しています。
これにより、さまざまな音楽ジャンルにおいて、広がりと奥行きのある音を楽しむことができるのです。
さらに、AWMS IIはその操作性のシンプルさでも高く評価されています。
基本的に電源コードを接続するだけで使用でき、特別な設定をする必要がありません。
また、付属のリモコンで簡単に操作できるため、直感的に音楽の再生を楽しむことができます。
特に、CDプレーヤーやラジオチューナーが一体化しているため、複雑な配線を省ける点も魅力です。
デザイン面でもAWMS IIは非常に優れています。
コンパクトなサイズでありながら、その外観はシンプルでありながら洗練されており、
インテリアにもよく馴染みます。
●BOSE AWMSⅡの仕様
サイズ:幅458mm、高さ267mm、奥行き189mm
重量:約6.5kg
落ちついたカラー展開でリビングや寝室など、どこに置いても圧迫感なく自然に溶け込むデザインです。
ホワイトとブラックの2色展開で、どちらのカラーも多くの部屋に調和するデザインとなっています。
音質に関しては、AWMS IIはそのコンパクトさに反して非常に豊かな音域を誇ります。
低音は深く、しっかりとした響きを持ちながらも、音のディテールがしっかりと聞き取れる
クリアな音質が特徴です。
特に、ジャズやクラシック音楽などの高音域が繊細なジャンルでも、
AWMS IIはその性能をしっかりと発揮します。
音楽に対する忠実度が高いため、原音に近い形で音楽を楽しむことができます。
また、AWMS IIのサウンドステージの広がりは、オーディオシステムに求められる重要な
ポイントの一つです。
BOSEが採用したウェーブガイド技術とマルチアンプシステムにより、
スピーカーの配置に関わらず、部屋全体に均等に音が広がり、どの場所からでも良好な音質で
音楽を楽しめます。
これにより、リビングルームなどの広い空間でも、音が部屋中に広がり、臨場感を得ることができます。
AWMS IIは発売当初、その価格が15万7500円(税抜)であったことから、
ハイエンドオーディオ機器としての位置付けでしたが、
その高音質とデザインから多くのオーディオ愛好者に支持され、今でも中古市場では高評価を得ています。
生産終了後も、その音質の高さから長年にわたり根強い人気を誇っており、
特に音楽鑑賞にこだわる人々にとっては、非常に魅力的な選択肢となっています。
AWMS IIはその価格に見合った高品質なサウンドを提供し、
特に音質を重視するユーザーにとっては非常に満足度の高いオーディオシステムと言えるでしょう。
今後も中古市場で見かけることが多い製品であり、その価値を実感するには実際に
音を聴いてみるのが最も効果的です。
BOSEの「Acoustic Wave Music System」(AWM)と「Acoustic Wave Music System II」(AWMS II)は、
いずれもBOSEの代表的なオールインワンオーディオシステムですが、いくつか違いがあります。
1. デザインとサイズ
AWM: 初代のAWMは、より大きなサイズで登場しました。
幅は約46cm、高さは約26cm、奥行きは約19cm、重量は約7kgです。
比較的大きめのサイズ感を持ち、より安定した音の再生が可能でした。
AWMS II: AWMS IIは、AWMの後継モデルとして、より洗練されたデザインに進化しました。
サイズは幅約45.8cm、高さ26.7cm、奥行き18.9cm、重量は約6.5kgで、少し小型化されています。
これにより、より家庭向けに適したデザインとなり、インテリアにも馴染みやすくなっています。
2. 音質と性能
AWM: 初代AWMは、その音質でBOSEの名を知らしめました。
ウェーブガイドスピーカーテクノロジーによる深い低音とクリアな高音を提供し、
小型のスピーカーからでも広がりのある音を実現していました。
しかし、低音のパフォーマンスには若干の限界がありました。
AWMS II: AWMS IIでは、音質がさらに向上しています。
低音域が強化され、より深みと迫力を持つサウンドを提供します。
また、より精密な音質調整が行われており、より多様な音楽ジャンルに対応できるように
なっています。
特に、音のバランスや広がりが改善され、音楽をより忠実に再現することができます。
3. 機能と技術の進化
AWM: 初代AWMは、基本的な機能として、CDプレーヤー、AM/FMラジオチューナー、
スピーカーが一体化したシンプルなオーディオシステムです。
ウェーブガイドスピーカーテクノロジーを使った音質の再現が特徴でしたが、
現在の基準で見ると機能面ではややシンプルでした。
AWMS II: AWMS IIは、より洗練された技術と機能を搭載しています。
特に、デジタル信号処理(DSP)技術を使用することで、
音質の向上が図られ、より精細で深みのある音を再生します。
また、CD、ラジオの他にも、外部機器との接続性が向上しており、
例えば、他の音楽プレーヤーを接続して音楽を再生することが可能になりました。
4. 操作性とリモコン
AWM: AWMsのリモコンは非常にシンプルで、基本的な操作には問題はありませんでしたが、
操作性の面では現代のオーディオ機器に比べると少し物足りない部分もありました。
AWMS II: AWMS IIは、リモコン操作がさらに直感的で便利になりました。
ディスプレイの表示や操作ボタンが改善され、リモコンでの操作性が向上しています。
これにより、より多機能な操作が可能になり、ユーザーの利便性が高まりました。
5. 価格と発売時期
AWM: 初代AWMは1990年代後半から2000年代初頭にかけて販売されており、
その高音質とデザインに対して比較的高価でした。
発売当初は約12万円程度で販売されており、オーディオ市場で高評価を得ていました。
AWMS II: AWMS IIは、2006年に発売され、その後進化したモデルとして15万7500円(税抜き)で
販売されていました。
AWMよりも若干高価でありながら、その音質や機能が向上しているため、価値のある選択肢とされました。
6. 音響技術とサウンドステージ
AWM: 初代AWMは、そのウェーブガイドスピーカーテクノロジーにより、
音の広がりと低音の強化を実現していましたが、音響技術としては現在の基準では
ややシンプルな部分がありました。
AWMS II: AWMS IIでは、音響技術が進化し、より精密な音の広がりと、
全体的な音質のバランスが向上しています。
特に音場の広がりが改善され、どの場所に座っても安定した音質が楽しめるようになりました。
「ボーズ屋」は、オーディオ機器の買取りに特化した専門店です。
高価なオーディオは使わなくなっても処分することなく眠らせてしまっていることが多いです。
使わなくなった古いオーディオ機器が眠っているご家庭やオフィスは多いのではないでしょうか。
特に、BOSEをはじめとする高品質なオーディオブランドの製品は、
長年使用されているものでも音質が劣化しにくく、価値が保たれていることが多いです。
ボーズ屋では、そういったオーディオ機器をしっかりと査定し、適正価格で買取りを行っています。
まず、ボーズ屋では、最新モデルだけでなく、古いオーディオ機器でも高価買取を行っています。
例えば、BOSEの「Acoustic Wave Music SystemⅡ」や「BOSE 301AV-MONITOR」など、
過去に発売された名機や希少モデルなども積極的に買取対象となります。
これらの機器は、時が経つにつれて市場に出回る数が減少し、
希少価値が上がることがあります。ボーズ屋では、そのような製品の価値を見逃すことなく、
適切な査定を行っています。
また、古いオーディオ機器の中でも、状態が良ければさらに高い査定が期待できます。
ボーズ屋では、製品の外観だけでなく、音質や動作の状態、付属品の有無などを総合的に判断し、
買取価格を決定します。
もし動作不良があった場合でも、修理が可能であれば、再販を視野に入れた買取が行われることもあります。
特に、BOSEのオーディオ機器は高耐久性を誇り、長期間使っているにも関わらず問題なく
動作することが多いです。
そのため、年式が古くても高額で買取りされることがよくあります。
さらに、ボーズ屋ではお客様の手間を省くために、宅配買取サービスも提供しています。
自宅から一歩も出ることなく、古いオーディオ機器を簡単に査定・買取してもらえるため、
忙しい方にも便利です。
宅配買取を利用する際には、商品の梱包方法についてもサポートを行い、
安心して商品を送ることができます。
査定結果も迅速にお知らせし、納得いただける価格で買取りを進めることができます。
さらに、ボーズ屋では単品での買取だけでなく、セットでの買取も行っており、
スピーカーやアンプなどのオーディオ機器をまとめてお売りいただくことで、
より高い価格での買取が可能になります。
例えば、スピーカーとアンプのセットや、オーディオシステム全体をまとめて買取る場合、
個別に販売するよりも高額査定がつくことが多いです。
このため、家にあるオーディオ機器を整理する際には、セットでの買取をおすすめしています。
さらに、BOSE以外のブランドも幅広く買取対象としています。
例えば、マランツやヤマハ、JBLなど、他のオーディオブランドの製品も取り扱っています。
特に、良い状態で保存されているものや、人気があるシリーズの製品は高額買取が期待できます。
ブランドに関係なく、音質やデザインにこだわりを持ったオーディオ機器をお持ちの方は、
ぜひ一度ボーズ屋にご相談ください。
ボーズ屋では、古いオーディオ機器の買取りにおいて、透明性を大切にしています。
査定は一切無料で行っており、納得のいく金額を提示することを心掛けています。
また、お客様の希望に合わせた迅速な対応を行い、買取り手続きがスムーズに進むよう配慮しています。
もしお持ちのオーディオ機器が古くても、価値がある可能性は十分にあります。
ボーズ屋は、どんなに古い機器でもその価値を見極め、しっかりと査定を行います。
ボーズ屋の買取りサービスを利用すれば、不要なオーディオ機器をお得に処分できるだけでなく、
次の音楽体験のための資金にもつながります。
お持ちのオーディオ機器を手放す際には、ぜひボーズ屋にご相談ください。
貴重なオーディオの価値を最大限に引き出します。